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Neu!

ウィーンにいます。
(タイトルに反してドイツではなく)

月曜から始まったIIASAでの会議も今日で終わり。

ISIMIPの2ndシーズンのファースト解析を示すはずの会議だったけど
結局、生態系モデルで提出していたのは我々のチームだけでした。
(アップロードはしていたものの、ミスがあって再提出予定ですが)
今回はモデル数が増えて20弱くらいあったはずなのに。。。
 
個人的には今回も存在感を発揮できずで反省しきり。
出発前から体調も悪く、終始低調なまま会議が終わってしまった。
 
相変わらず水や農業は盛り上がっていたけれど
生態系は他のセクターと少し歩調があっていないのも気になった。
どうしても生態系グループはサイエンス志向の人が多いのと
また生態系を介した社会、経済への影響が明確で無いので
他のグループと絡みにくい、また興味が注がれないという状況。
 
ただISIMIPで生態系モデルだけ抜き出しても
他の主要なモデル相互比較プロジェクト(TRENDYとかMsTMIP)と
差別化出来るような大きな特徴がないので、論文になる研究すらも難しいのではと不安になる。
このままでは参加者のモチベーションもあがらない様に思う。
自分にもう少し力があればと思うのだけど。。。無い袖は触れない。
 
気付いたところから、メールを使ってでも意見を言うべきかもしれない。
まあ前回プロジェクトの遣り残し(リバイス)が先決ですが。。。これも気が重い
 
P.S.
そういえば今年に入ってから統数研のSTさんの勉強会に2回程参加していますが
CCM 勉強会(参照: Sugihara et al., 2012 in Science)は
USOさんの解説で、ようやく少しだけ理解することができ大変有意義でした。
正直、論文見た時もAgo氏に再度紹介されたときも関心を持っていなかったのですが
知れば知るほど、科学者として自信を失っていく恐ろしい手法ですね。。。
(たぶん、全くもって意味がわからない感想ですいません。)
自分の常識の外の真理のような物を魅せつけられたからだと思います。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ふっといてあれですが、私、概念的にも全然理解できておりませんw

IIASAいいですね。山火事の研究していた時はいつもそこの報告書を引用していました。頭いい人が多そうなイメージ。

生態系を介した社会への影響のあたり〜については、その分、モデルケースでも提示できたら(かなり挑戦的な仮定をおいているとしても)、新しい試みになるのでしょうか。可能性も感じます←他人事なので軽く言っていますが。

投稿: あご | 2015/03/07 10:49

Sugihara論文に気になっていました。でもわからんのでスルーしてました。NSNさん解釈今度おしえてください。

投稿: IWSK | 2015/03/07 12:49

PNASにまたそれっぽい論文がでてたよね?全く読めないけど、、、

投稿: こば | 2015/03/07 21:57

>あご様

CCMはやはりデータリッチ(一定間隔の時系列で欠測がなく、最低30データ以上)ではないと適応できないので、なかなか使いドコロがないですが、相関が見られないところからの因果の発見する、CCMの方法論・考え方が面白いです。文字通り見ている世界が違う考え方です。
ただ、今のところ(手法が日進月歩しているようですが)メカニズムやモデルが理解るわけではないので、もう少し旧人類である自分でも研究者としてやっていけるかもしれません。

IIASA良いところでしたね。ウィーンもとても過ごしやすい町でした。

結局、社会経済モデル屋さんの社会影響というとエンドポイントがGDPや健康となって出口が狭められるので、なかなか斬新なアイデアがでないですね。というよりも、今回の参加者があまり、こちらに関心がないというか。


>IWSK様
一緒に勉強しましょう。。。
というか、なんか勉強会初めてください。

件の論文のサプリメントの動画にもありますが、ある一つの時間遅れの変数だけで、他の共変する変数の軌跡が再現出来るというのが直感的に理解できませんでした。まあ非線形関係の世界では常識のようですが。。。


>こば様
CCMを取り扱ったPNASペーパーは今調べた所、4本くらいあるみたいですね。
元論文が海洋の個体群動態を扱っているので、今は未だそちらの分野が多い気がしますが、陸域もぼちぼち出始める頃かと思います。

投稿: にしな | 2015/03/08 15:45

同僚に2ヶ月くらい習ったらできるようになりますよ~って台湾のMくんがいってたなぁ,,,なんだか本質的に全く違うアプローチでとても興味深いのだが,,,,ほんまは学生さんを派遣したりしたらいいんだろうけどね,,,,

投稿: こば | 2015/03/08 18:40

台湾大のグループが共著者となっているようですね。
USOさんも、そちら繋がりで研究を進めているそうです。
しかもRでPackageも出ているので、敷居は大分低くなっています。

ただ野外観測分野だと、そもそもシステムを把握できるくらいに
密に連続観測データを取得できる項目は相当に限られますよね。。。
結局、ここがネックになってしまうのは辛い所です。
またカオスな変動だけでなく、相応の誤差も入りますしね。

投稿: にしな | 2015/03/09 23:08

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